現場代理人 高田です。
8月31日、9月1日、工事のメインイベントともいえる完成検査を無事に終えることができました。
平成27年11月に工事を開始し1年9ヶ月、約2年が経過しました。その間には様々な問題や出来事がありましたが、全国から集まってきた職員や協力会社のみんなと話し合い励まし合いながら、発注者の皆さんと議論しながら、また時にはお叱りお受けましたが、親切に色々な事を教えていただいた地域の皆様との協力で工事が完成しました。ありがとうございました。
私は、初めての東北地区赴任だったので、どれぐらい寒いんだろう、どんな所なんだろうと心配でしたが、赴任した田老地区の雰囲気は九州と似た感じで、また地域の皆さんもお話しすると親しみやすい方ばかりで大変生活しやすかったです。
ただ、2回冬を越しましたが、冬の厳しい寒さ(特に一日を通して氷点下の日)には慣れることはありませんでした。また、夏の涼しい気候に慣れてしまったので、次に赴任する九州熊本現場の暑さに耐えられるか心配です。
田老漁港の近くに宿舎があったので、会社の上司に教えてもらいながら釣りを始めました。漁港で釣りをしていると猫がやってきて、釣った魚の写真を撮ろうとした隙に持って行かれたこともありました。
釣った魚を何度か持ち帰りさばいて料理もしてみましたが、さばくのが大変で料理しているだけでおなかいっぱいでした。
現在の田老地区には野球場ができたり、新道の駅たろうがオープン、高台に住宅が建設されたりしています。今回工事を担当した田老地区は、今年度の道路開通を目標に舗装工事等が続いています。道路が無事開通し皆様の復興にお役に立てることを願っております。ありがとうございました。